★サラリーマンの方へ、脱サラする前にチェックしておこう★
1、会社時代の肩書きは当てにしてはならない。
会社時代にお世話になった取引先や友人が、独立開業してから先もあなたのそばにいてくれるとは限りません。
なぜならその人たちは「自分」ではなく「自分の会社」と今までお付き合いをしてただけで、
独立して会社という後ろ盾がなくなったときにあなたを支援してくれるとは限らないからです。
開業時には会社時代のコネやツテはあてにせずに自分で顧客を開拓する意気込みで臨むようにしないといけません。
会社時代の肩書きは自分のプロフィールに記載できるくらいに考えておきましょう。
2、会社の経費はもちろん全部自分持ち。
これは会社勤めの人はいずれ実感することになると思いますが、
会社だとボールペンやホッチキスなどの事務用品が足りなくなるとすぐに支給してもらえましたが、
独立すればそれも全部自分で買ってこないといけません。
最初のころはあまりお金をかけられませんから、コピー機や応接セット、机などは中古品で、
ボールペンなどの消耗品は100均で、封筒は銀行のATMにおいてあるものを少し多めに拝借する(笑)など
いろいろ創意工夫をしていく心構えが大切です。
3、最低でも半年間は無収入で生活していけるだけの自己資金は用意できている。
独立すると今まで毎月必ず決まって入っていた給料はもちろん今後はあてにできません。
また年二回のボーナスや健康保険、厚生年金、福利厚生などサラリーマンの特権はこの先一切なくなります。
そう考えたとき、会社を辞めるときには退職金や今までの貯金もあわせて
最低でも半年間は無収入でも生活していけるだけの蓄えがないと正直苦しいと思います。
ただ「夢」や「勢い」だけで独立開業が成功するほど甘くはありません。
そう考えたときサラリーマンという立場は非常に恵まれているといえます。
その辺も加味した上で今後のことを十分考えてほしいと思います。
4、最初から借入れには依存してはいけない。
独立して会社をやっていくためには当然お金がかかります。でも最初から開業資金を全部「借入れ」に頼ってはいませんか?
かりに国民生活金融公庫などの金利の安いところから借りるにしたって、当初の自己資金は必要です。
返済時に十分な経営状況ではなかった場合は、金利とあわせて返済にかける金額も相当な負担となってきます。
まず最初は退職金など「自己資金」でなんとかやりくりしてみましょう。
その後に国民生活金融公庫などの公的機関からの借入れを考えるようにしましょう。
それでも足りないときは親、兄弟といった身内から、
それでも足りないときは親しい友人など周りの人から、
という風にして考えていきますが、なんにしても早めに返すようにしないといけません。
銀行や信用組合など民間の金融機関は、不動産などよほどしっかりした担保でもない限り最初から借入れは難しいと思います。
そしてサラ金や商工ローンなど高金利のところからは借入れをしないようにしましょう。
もちろんですが「闇金」には絶対に手を付けてはいけません。
あと業種や業態によっては、国や地方公共団体、公的機関などの助成金や補助金が受けられる
ケースがあります。
ただしこれは会社を設立する前に申し込んでおかないといけないものもありますので十分な下調べが必要です。
5、会社の中、長期の経営ビジョンはできている。
会社を経営していくということは営業、商品開発、流通、人事、資金繰りなどいろんな面で計画をたてていかないといけません。
もちろんあなたも経営者としてやるべきことは山ほどあります。
会社を立てるときの計画はもちろん必要ですが、会社を立てたあとの事業計画もしっかり考えておかないといけません。
最初から当面の事業計画や売り上げ目標をもって会社をはじめることはとても重要です。
ぜひ今のうちから「事業計画書」を作っておくようにしましょう。
6、どんなつらい事でも耐えられる。
独立開業に際して事前に綿密な計画を立てていたとしても最初から思い通りにいくことはほとんどありません。
ときには失敗して落ち込んだりすることもあるでしょう。
しかしもう立ち止まっている時間はないのです。
とにかく収益を上げていかないことには会社も自分もこの先やっていけないのですから。
人間窮地にいるときというのは自分では想像もつかないほどのエネルギーを発することがあります。そのエネルギーが原動力となり、
その後の会社経営に生かされるのです。
どんなにつらくとも決してあきらめずにやっていこうとする姿勢が何より大切です。